香港証券取引所(HKEX)は上場企業に求めるESG情報開示フレームワークの改正を決めた。企業の経営層によるESG評価体制等の開示原則、開示範囲等に関する情報開示等は新たに義務的開示とし、環境・社会の各主要業績指標(KPI)等は従来同様に「Comply or Explain」方式での開示とする。新開示フレームワークは2020年7月から適用される。
HKEXは5月に改正案を元に市場関係者から意見を集めた。その結果、改正案に対しては、回答者の83~99%が改正を支持したという。HKEXの上場責任者のDavid Graham氏は「改正案には、非常に幅広く、強力な支持を得た」と自信を示している。
……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。