世界銀行は、途上国での温室効果ガス削減プロジェクトへの投資を促進するために開発した「Pilot Auction Facility (PAF) 」 の4回目の入札を実施した。今回は、埋め立て地等から排出されるメタンの排出権クレジットを売却するもので、売却想定額は最低600万㌦としている。
PAFは金融デリバティブ取引のプットオプションを利用して、クレジットの最低価格を設定する仕組み。2013年のG8サミット(当時)に報告されたメタン金融研究グループの報告を元に、米、独、スウェーデン、スイスの4か国が1億㌦の拠出を約束して、世銀と開発を進めてきた。
これまでに3度の入札を実施してい……
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