HOME5. 政策関連 |南米エクアドル、世界初のソーシャルボンド国債を発行。総額4億㌦(約440億円)、低所得層向けの住宅取得資金を優遇金利で貸し付ける原資に。米州開発銀行が保証(RIEF) |
Equadore2キャプチャ

 

 南米のエクアドルは世界で初のソーシャルボンド国債を発行した。発行額は4億㌦(約440億円)で、資金使途は低中所得層の住民が入居し易い2万4000戸の住宅供給等に充当するという。発行額のうち3億㌦分には米州開発銀行(IDB)が保証を付与し、国際的な投資家の投資を促す仕組みとした。

 

 (写真は、エクアドルの大統領府)

 

 初のソーシャルボンド国債は、政府の住宅供給政策である「Casa para Todos」に基づき、低中所得層に手ごろな新築住宅を提供するための資金を調達する。調達資金を同国の民間金融機関等を通じて優遇金利4.99%で住宅ローン貸付を行う。

 

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