HOME |EU欧州委員会、ユーロ圏の財政安定化対策の「安定成長協定(SDG)」のモニタリング制度の改定を提案。サステナブルファイナンスへの財政支出の弾力化目指す(RIEF) |
SGP1キャプチャ

 

 EUの欧州委員会は5日、ユーロ圏諸国の財政ルールの規律を確保するための「安定成長協定(SGP)」の改革方針を明らかにした。リーマンショック後の欧州債務危機対策で、2011年に導入した各国経済のモニタリング制度に、財政規律やマクロ経済対応だけでなく、公的なサステナブルファイナンスや各国協調などの視点を加える案だ。具体的には欧州グリーンディール(EGD)への各国ベースの財政ファイナンス等を、財政赤字算入の適用外にする「ゴールデンルール」の導入が焦点になるという。

 

 (写真は、サステナブルファナンス等を担当する欧州委員会副委員長の Dombrovskis氏)

 

 EUの政策決定は、欧州委員会が提案や法案の作成を担う……

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