欧州証券市場監督局(ESMA)は、EU金融市場動向の年次報告の中で、ESG要因を取り入れた株投資インデックスが市場のベンチマークよりも投資リターンが明瞭に上回っていると指摘した。過去2年間の分析。サステナビリティが投資戦略や経営判断に盛り込む動きが加速している一つの表れとしている。ただ、ESG投資の課題である情報標準化の遅れと、グリーンウォッシュのリスクが存在すると指摘している。
ESMAは19日、「Report on Trends, Risks and Vulnerabilities」と題する年次レポート(TRVレポート)を公表した。その中で、サステナブルファイナンスについてもTrendの章で一項を設けて最新の動向を分析している。
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