HOME |英最大のガス会社Cadent、「Transition bondフレームワーク」設定。低炭素なガス供給のパイプライン・インフラや水素ステーション等、低炭素移行事業へのファイナンスをルール化(RIEF) |
Cadent4キャプチャ

 

  英国最大のガス供給システム会社のCadent は、気候リスク改善を目的とする「Transition Bond」のフレームワークを公表した。同フレームワークに基づいて発行するボンドの資金使途は、ガスパイプラインの交換・修復によるメタン漏洩削減や水素燃料設備やゼロ排出車用のインフラ整備等としている。同社は「低炭素のガスを将来のエネルギーシステムで重要な役割を担えるようにリーダーシップを発揮するのは我々の責任」としている。

 

 Cadentは英国で1100万の世帯・企業にガスを供給している。同社は自らは供給するガスを製造しない。ガスを供給するパイプライン・ネットワークで英国の家庭の過半数をつないでいる。小売りガス会社は同社のネットを活用して販売している。

 

……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン