
デンマーク政府は、北海の中央海域に洋上風力発電の基地となる人工島を250億ユーロ(約3兆2000億円)で建設する「エネルギーアイランド計画」に過半数の出資をすることを決めた。2026年に島の建設を開始し、33年までに完成させる。人工島は周辺に設置される洋上風力発電設備のハブとして機能し、第一フェーズで約200基の風車で3GW、最終的には10GWの発電能力にまで高める。10GWは日本の経済産業省が主張する30年の洋上風力導入目標と同じ。デンマークは同島だけで日本の導入目標を確保することになる。
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