HOME |中国人民銀行(PBoC)、気候変動リスクを金融政策に取り込み。適格担保にグリーンボンド、金融機関に求めるストレステストにも気候要因追加。外為資金の運用もグリーン化(RIEF) |

 

  中国人民銀行(PBoC)総裁の易綱(イー・ガーン)総裁は20日のオンライン会議で、金融政策に気候変動影響を盛り込む考えを明らかにした。金融機関への資金供給での適格担保にグリーンボンド等を加えるほか、金融機関に求めるストレステストに気候変動要因の追加を検討中とした。PBoC自身の外為資金の運用でも化石燃料資産を制限し、グリーンボンドの割合を増やす。PBoCのリスクマネジメントフレームワークにも気候要因を組み込む。

 

 (写真は、オンライン会議で講演したPBoC総裁の易氏)

 

 易総裁はイタリア中央銀行主導の「Boao Forum for Asia Annual Conference」による「Financing ……

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