ジャネット・イエレン(Janet Yellen)米財務長官はグローバルベースでの気候変動問題に対処するうえで、インフラストラクチャーの建設と使用をグリーン化する「グリーン・インフラストラクチャー」への投資促進を強調した。世界の温室効果ガス排出量のうち、約7割をインフラ関連で占める点を指摘。年間2兆5000億~3兆㌦に上るインフラ投資ギャップを埋めるために、民間資金の誘導策強化の必要性を述べた。
同氏はG20のセミナーで講演した。同氏は世界の気温上昇を1.5℃以内に抑制するための行動を直ちにとる必要があると指摘。特に低炭素経済へのトランジション(移行)は、人類の歴史上、もっとも重要と強調した。そうした移行課題の一つは、クリーンで持続可能なインフラ投資の促進にあるとして、サステナブルな……
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