HOME |台湾の金融庁「金融監督委員会(FSC)」、上場企業のカーボンフットプリント等のESG情報開示を来年から義務化。ESG投資ファンドのポートフォリオ開示も。「自主開示は機能せず」(RIEF) |
Taiwanキャプチャ

 

 台湾の金融庁に相当する金融監督委員会(Financial Supervisory Commission :FSC)は2022年から台湾証券取引所に上場する企業に対して、温室効果ガス排出量等のカーボンフットプリントや水資源利用量等の主要なESG情報についての情報開示を義務づけることを明らかにした。また、ESGをテーマとする投資ファンドについても投資ポートフォリオ等の情報開示を義務付ける。自主的な開示要請では不十分との判断による。

 

 上場企業の主要ESG情報の開示義務化については、FSCの証券先物局の副事務局長のTsai Li-ling (蔡麗玲)氏が明らかにした。情報開示が義務化される項目は、カーボンフットプリントのほか、水資源量、廃棄物マネジメント状況、労働者の事故率、ジェンダーダイバ……

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