HOME10.電力・エネルギー |米カリフォルニア州、住宅を含むすべての新規建物に太陽光発電搭載を義務付けへ。州のエネルギー委員会(CEC)が全員一致で承認。早ければ2023年1月にも実施(RIEF) |
Californiaenergycommissionキャプチャ

 

 米カリフォルニア州のエネルギー政策を立案するエネルギー委員会(CEC)は、住宅を含む、すべての新規建物に太陽光パネルの搭載を義務付ける規制を盛り込んだ「2022年ビルディングエネルギー効率化基準(エネルギー・コード)」を全員一致で承認した。順調にいけば、2023年1月からの適用となる。

 

 CECは3年ごとに建物のエネルギー効率化を高め、カーボンフットプリントを引き下げるための基準を更新している。同州では電力需要のほぼ70%が家庭とビジネス使用であるほか、州全体の温室効果ガス(GHG)排出量の4分の1が建物から排出されている。

 

 CECコミッショナーのJ. Andrew McAllister氏(エネルギー効率化担当)は「建物はわれわれの健康、……

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