EU欧州委員会は先に、コロナ禍からの回復パッケージであるNextGenerationEU(NGEU)の資金調達となるEUグリーンボンドフレームワークを公表したが、調達資金の対象から、天然ガスと原子力発電所が除外されたことがわかった。NGEUグリーンボンドは今後6年の間、総額500億ユーロ(約32兆5000億円)のEUグリーンボンドを発行する計画だが、タクソノミーを巡る議論で、ガスと原発の扱いが政治課題となっているため、除外したとみられる。
(写真は、EUでも焦点となっている天然ガス火力発電所)
NGEUは、コロナ禍で経済的打撃を受けたEU加盟国を支援する経済回復パッケージの基金。2020年7月に成立後……
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