連立政権づくりを進めるドイツの社会民主党等の3政党は、今月末までに政策合意にこぎ着ける見通しだが、EUのサステナブルファイナンス行動計画のタクソノミーの扱いでは依然、調整が難航している。このうち、原発をタクソノミーから除外する点では社民、自由民主、グリーンの各党は一致する。だが、天然ガスについては、社民党とグリーン党の相違が最大のネックになっている。
(写真は、天然ガス火力発電のタービン設備)
EUのサステナブルファイナンスのタクソノミー・フレームワークの法的規則(TR)はすでに成立している。現在の焦点は、同規則に基づき個別のグリーン事業を分類するリストについて、欧州委員会が委任法(Delegate……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。