HOME |ドイツ環境相、サステナブルファイナンス・タクソノミーへの原発盛り込み反対を表明。反対国は7カ国程度で阻止は困難に。司法で争うか、新たな「トランジション」分類を導入するか(RIEF) |
Lemkeキャプチャ

 

 ドイツ連立政権の環境相、Steffi Lemke氏は9日、同国の放送番組で、欧州委員会が提案中のサステナブルファイナンス・タクソノミーに原発を含めることに反対する姿勢を表明した。近く政府として態度表明をする。デンマーク、ポルトガルも反対の姿勢という。ただ、欧州委の提案を覆すには、欧州理事会で15カ国以上の反対が必要で、反対が明瞭な国はドイツのほか潜在的反対国を含め7カ国程度。このため脱原発国は欧州司法裁判所での決着に持ち込む構えという。

 

 (写真は、ドイツ政権のLemke環境相)

 

 Lemke氏は、昨年末に発足したドイツ連立政権の一角を構成するグリーン党選出の環境相。同氏は公共放送連盟(ARD)の放送番組で……

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