HOME9.中国&アジア |「金融システムをグリーン化するネットワーク(NGFS)」、新議長にシンガポール金融管理局(MAS)代表。環境金融の当局団体トップへのアジア人就任は初。日本は素通り(?)(RIEF) |
MAS0044キャプチャ

 

  中央銀行と金融監督機関で構成する自主的団体の「金融システムをグリーン化するネットワーク(NGFS)」は17日、発足以来、議長を務めてきたオランダのフランク・エルダーソン(Frank Elderson)氏の退任と、新たな議長にシンガポール金融管理局(MAS)代表のマネジング・ディレクターのラビ・メノン(Ravi Menon)氏を選出した。副議長にはドイツ連邦銀行理事のSabine Mauderer氏が就任し、2年後にメノン氏の次の議長に就く予定。

 

 NGFSやTCFD等の金融当局主導の環境金融やサステナビリティファイナンス等の自主的組織で、アジアの金融当局の代表が議長になるのは初めて。NGFSには日本から金融庁と日銀が参加しているが、「貢献度」が異なり、声がかからなかったのか。

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