米運輸省は1日、自動車の新たな燃費規制基準を公表した。バイデン政権の大統領令に基づくもので、自動車メーカーごとに販売する全車の平均燃費を規制する「CAFE規制」を改正し、「26年型モデル」の乗用車と多目的スポーツ車(SUV)などを対象に、1ガロン当たり49㍄(mpg:ガソリン1㍑当たり約21㎞)とする。現行(21年型モデル)に比べると約3割超の改善となる。燃費規制の強化で、ガソリン車から電気自動車(EV)シフトを促進するのが狙いだ。
同省の道路交通安全局(NHTSA)が発表した。CAFE(Corporate Average Fuel Economy)規制では、2012年にオバマ政権が2025年の燃費を46.7mpgとする規制(2012年規制)を策定したが、トランプ政権が2020年3月……
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