HOME5. 政策関連 |EU欧州委員会、エネルギーの脱ロシア化を2027年までに実現するため、「REPowerEU」計画立案。省エネ、再エネ、エネルギー多様化の3本柱。3000億ユーロを新たに投資(RIEF) |
EUrepowerキャプチャ

 

 EUの欧州委員会は18日、ロシアからのエネルギー輸入を2027年までにゼロにするために3000億ユーロ(約40兆円)を投じる「REPowerEU」計画をEUに提出した。計画はEU全体の①省エネ化②再エネ投資の促進③エネルギー供給源の多様化ーーの3政策を柱とする。特に再エネ転換に力を入れ、すでに推進中の欧州グリーンディール(EGD)政策と連動する形で推進し、EUのエネルギー構造のグリーン化を加速させることを目指すことになる。

 

 欧州委員長のフォンデアライエン氏は、「『プーチンの戦争』は、われわれすべてが目撃しているように、グローバルなエネルギー市場を大きく混乱させている。それは同時に、欧州が輸入化石燃料に依存していることと、その依存故の脆弱性を露呈している。われわれはできるだけ早く、ロシ……

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