オーストリアは同国初のグリーン国債を40億ユーロ(約5440億円)発行した。資金使途は主に電気等で稼働する公共輸送インフラの建設等のクリーン輸送に充当する。同国の財務省は、今回のグリーン国債に加えて、年内にも期間1年以内の超短期の財務省証券やコマーシャルペーパーのグリーン版の発行を予定していることも明らかにした。
同国初のグリーン国債は、期間27年、利回りは1.876%、40億ユーロの発行額に対して、250億ユーロの応募があったことから、通常の国債に対して利回りが2.5bp低い「グレニアム(グリーン性のプレミアム)」が得られたとしている。
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