
米国やドイツ等で金融機関によるグリーンウォッシング疑惑が相次ぐ中、日本の金融庁幹部が「銀行が自らのカーボン削減目標達成に失敗しても、必ずしも、グリーンウォッシングにつながるとは言えない」と発言し、注目を集めた。
同幹部は金融庁の「チーフ・サステナブルファイナンス・オフィサー(CSO)」兼保険課長の池田賢志氏。英メディア主催の「Environmental Finance conference on transition finance in Asia」のセミナーで発言した。同メディアによると、池田氏は「銀行が脱炭素目標の達成に失敗するのは(銀行の責任ではなく)、経済全体が脱炭素化に失敗することを反映しているのかもしれない」と述べたとしている。
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