ドイツの中央銀行、ブンデスバンク（Budesbank）はサステナブルファイナンスや気候リスク課題等を金融政策にどう反映させるかを検討する「サステナビリティハブ」を設立する。同ハブは同行総裁、理事会に直接、報告し、中央銀行の気候戦略等の立案に貢献することを目的とする。同ハブを率いる代表者は、現行の中央銀行マンの発想では不十分との判断から、外部募集する。

 

　ブンデスバンクの理事には、各国中央銀行や金融監督当局で構成する「金融システムのグリーン化のためのネットワーク（NGFS）」の副議長を務めるSabine Mauderer氏がいる。新設されるサステナビリティ・ハブは同氏が担うサステナブルファイナンスの国際的活動への対応も担当する。

 

　ハブは総裁……

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