EU欧州議会の産業・研究・エネルギー委員会(ITRE)は13日、2030年のEUのエネルギーに占める再生可能エネルギー比率を、現行の「Fit for 55」政策の目標(32%)より4割増の45%に引き上げるとともに、最終エネルギー消費率(省エネ)の効率化を30年までに40%とする案を賛成多数で可決した。ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー市場の逼迫を受け、再エネ転換と省エネ促進を加速させる考えだ。
本会議での採決は夏休みをはさんで、9月12~15日に予定される。
ITREはEUの再生可能エネルギー指令(REDⅡ)とエネルギー効率化(省エネ)指令(EED)の両改正案を審議した。両案は欧州委が、ロシアのウクライナ侵攻を受けてEUのエネルギ……
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