
ドイツのオラフ・ショルツ首相は3日、ロシアからの天然ガス輸入見通しの不確実な状態が続く中で、今年中に閉鎖する予定の3基の原発の稼働を延長する可能性について「あり得る」と言及した。ロシアからドイツに輸送される天然ガスパイプラインのノルド・ストリーム1について、ロシア側がパイプラインの修理のためにカナダに送ったタービンがまだ戻っていないとしてガス供給の再開を明言しないことを踏まえた発言。
(写真は、シーメンスの工場を視察したショルツ首相)
ドイツは今年末で国内の全原発を停止する「脱原発政策」を継続している。現時点で稼働中の原発はババリア州にあるEON SEの原発のほか、RWE AG、EnBW Energie……
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