HOME |米証券取引委員会(SEC)、上場企業経営者の報酬決定を業績連動型とするPVP改定案を採択。過去5年間の業績評価を示すESG活動を含む複数指標で評価。今年末から適用へ(RIEF) |
SEC0044キャプチャ

 

 米証券取引委員会(SEC)は、上場企業の経営者の報酬を財務パフォーマンスと連動させる「Pay Versus Performance (PVP : 業績連動報酬)」情報開示の改定案を採択した。同制度はドッド・フランク法で導入された。今回の改定では、企業は、過去5年間の業績評価を示す複数の指標を自ら選定し、報酬支払の妥当性を投資家等のステークホルダーに示すことが義務付けられる。これらの指標には、ESG等の指標も採用が想定されている。

 

 改定制度は「Federal Register(連邦官報)」記載後30日後に有効となる。今年12月16日までに決算を終える企業が最初に適用を求められる。

 

 企業経営者が受け取る報酬が、実際の業績と対応しているかどう……

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