HOME5. 政策関連 |ロシアと中国、天然ガスパイプライン追加建設で合意。輸送量年500億㎥。EU向け削減分と同量。別途、シベリアと中国を結ぶパイプライン開発でも合意。サハリンⅡのガス輸送用か(RIEF) |
Gaspromキャプチャ

 

 ウズベキスタンで開いた上海開発機構(SCO)の首脳会議に出席した中国、ロシア、モンゴルの3国は15日、ウズベキスタンで首脳会談を開き、ロシア産の天然ガスをモンゴル経由で中国に運ぶパイプラインを新たに建設することで合意した。2024年に建設を始め、2030年の稼働を目指す。年産500億㎥のガスを供給する。ロシアがドイツとの間で結んだノルドストリームの輸送量とほぼ同量に相当する。別途、東シベリアと中国を結ぶパイプラインルートの開発でも合意した。同ルートではサハリンⅡの天然ガスを中国に供給する狙いとの観測も出ている。

 

 (上図は、「シベリアの力2」ルートについてのガスプロムの提案=Asia Timesより)

 

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