HOME |EU財務相会議、ロシアからのエネルギー自立のための対策資金に、EU-ETSの「市場安定リザーブ(MSR)」の排出枠売却資金の充当案で合意。イノベーションファンドとの連携で(RIEF) |
EUETSキャプチャ

 

  EU財務相会議は4日、ロシアからのエネルギー供給の減少に対応するための対策資金として200億ユーロ(約2兆8700億円)に、EU排出権取引の「市場安定リザーブ(MSR)」の資金を充当することで合意した。欧州議会の同意を得て最終決定する。EUが打ち出しているロシアからのエネルギー依存を2027年までにゼロにする「REPowerEU」計画の一環。ただ、同案に対しては欧州議会で反対意見も多く、今後の調整がカギとなりそうだ。

 

 (写真は、ルクセンブルグで開いた財務相会議の模様)

 

 「REPowerEU」計画は、EUで①省エネ化②再エネ投資の促進③エネルギー供給源の多様化ーーの3政策を柱に再エネ転換を促進し……

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