HOME9.中国&アジア |世界銀行、中国の気候変動・開発報告書(CCRD)公表。2030年までに気候変動でGDPの0.5~2.3%の損失可能性。ネットゼロ実現の必要投資額最大17兆㌦(約2500兆円)(RIEF) |
Chinaworldbankキャプチャ

 

  世界銀行は12日、中国についての気候変動・開発報告書(CCDR)を公表した。それによると、気候変動の激化で、中国のGDPの3分の1を占める沿岸部は洪水や高潮等のリスクにさらされており、気候対策が不十分だと2030年までにGDPの0.5~2.3%に相当する損失が生じる可能性があると指摘した。また同国が国際公約する2060年のネットゼロを実現するためには、電力と輸送分野だけで、総額14兆~17兆㌦(約2000兆~2500兆円)の追加投資が必要、との推計も示した。

 

 公表された報告書は「Country Climate and Development Report (CCDR)for China」。報告書は中国に対する気候政策の提言として、再エネ電力導入目標の引き上げのほか、現在、電力事業だ……

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