HOME5. 政策関連 |EU欧州議会、海運事業をEU-ETSに盛り込み、5000㌧以上の船舶については、2027年までにGHG排出量100%分のカーボン価格支払いを義務付けへ。海運部門の脱炭素化促す(RIEF) |
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 EUの欧州議会は欧州排出権取引制度(EU-ETS)に海運事業を新たに加えることで合意した。EUが目指しているEU-ETSの第4次改革の一環。総㌧量5000㌧以上の船舶を対象に、まず2025年までにEU域内を航行する船舶の温室効果ガス(GHG)排出量の40%分のカーボン価格の支払いを義務化する。義務化対象は26年に70%に、27年には100%と3年間で段階的に引き上げる。非EU国との間を航行する船舶の支払い義務はそれらの半分とする。今月半ばに最終決定後、欧州理事会と調整する。

 

 国際海運からのGHG排出削減については、国際海事機構(IMO)が2030年までにCO2排出量40%以上削減(輸送量当たり、2008年比)2050年までにGHG排出量50%以上削減(2008年比)、今世紀中なるべく……

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