HOME |年明け1月に就任するブラジルの次期大統領ルーラ氏、ボルサナロ政権が推進した大規模ガス火力発電・パイプライン計画を休止か。環境対応に加え、財政緊縮を重視へ(RIEF) |
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 来月1月1日にブラジルの大統領に就任するルーラ・ダ・シルヴァ氏が、ボルソナロ政権が承認した国内での大規模ガス火力発電とそれに伴うパイプラインネットワーク計画を中止する方向が有力となった。新環境相に想定されるマリナ・シルヴァ氏が明らかにした。ガス火力は同国の北東部に設置し、その燃料供給のためのガスパイプライン・ネットワークも建設する計画で、現行のガス火力発電規模を一気に5割増とする規模。環境団体が気候・環境面への影響を懸念するとともに、その建設コストの高さも指摘されている。

 

 (写真は、23年1月1日にブラジル大統領に就任するルーラ氏)

 

 同国のガス火力・パイプライン計画は、ボルサナロ政権が昨年、国会に建設計……

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