HOME |経産省・FIT価格算定委員会、FIT制度に事業用の屋根置き太陽光発電設備を対象に含めることを承認。2024年度から。買取価格は1kWh当たり12円。地上型より2円割高に設定(RIEF) |
FIT002キャプチャ

 

 経済産業省は31日、再生可能エネルギー電力の調達価格等算定委員会を開き、固定価格買取制度(FIT)に2024年度から新しい区分を設ける方針を示した。企業が既存の工場や倉庫、オフィス等の屋根に設置する太陽光発電設備を対象とする。買取価格(10kWh以上)は、地上型の1kWh当たり10円より2割高い12円にする。地上型より買取価格を引き上げて普及を促す考え。また同委員会では2028年ごろまでに買取価格を国際水準と同等の平均5円程度にまで引き下げる目標の設定を確認した。

 

 屋根型太陽光発電については、委員会がまとめた24年度のFIT買取価格に盛り込んだ。FIT買取価格は、地上型で10kW~50kWhが1kWh当たり前年同額の10円に、50kWh以上で入札対象外のものは同9.2円に、それぞれ据……

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