EU欧州議会の環境委員会(ENVI)は9日、欧州委員会原案に基づく企業サステナビリティ・デューデリジェンス(CSDDD)法案を賛成多数で採択した。同案に対しては、EU各国で構成するEU理事会が対象事業の範囲を大幅に緩和するほか、金融機関を対象から実質的に除外する修正案で合意しているが、欧州議会ENVIは欧州委原案を踏まえ、一部修正した法案を採択した。同議会は可決した法案を法的審議の委員会に賦した後、EU理事会との最終調整に入る見通しになってきた。
(写真は、欧州議会・環境委員会(ENVI)でCSDDD案の採決を審議する副議長のBen Eickhout氏=オランダ選出のグリーン党議員)
EUのCSDDD……
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