欧州委員会はサステナブルファイナンス政策の軸となる専門家による「サステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)」の新体制を公表した。PSFはEUのサステナブルファイナンス分野でタクソノミーの立案等を推進してきた。ただ、タクソノミーでの原発と天然ガスの扱いをめぐってPSF自体が紛糾、一部の専門委員が辞任する事態も起きた。今回、PSFの委員全体を一新するとともに、委員数も半減させるスリム化も図った。新PSFは現行タクソノミーの改定、見直し等のほか、トランジション(移行)タクソノミーの制度化等に対応するとみられる。
(写真は、PSFの新議長に就任したエレナ・ビニェス氏=スペイン金融市場機関委員長)
PSFの専門家メンバーは2……
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