HOME |「エネルギー憲章条約(ECT)」改正案でのEUの「集団離脱」案、ECT事務局長が「警告と懐柔」の公開書簡。国の気候政策に対する企業からの訴訟リスクにどう対応するかが争点(RIEF) |
ECT001キャプチャ

 

 エネルギー分野の貿易・投資の国際的枠組みである「エネルギー憲章条約(ECT)」の改正案を巡り、EUが改正案がパリ協定と整合しないとして、集団離脱を掲げて改正案の見直しを迫っている問題で、ECTの事務局長はEUが集団離脱すると「ECTでの化石燃料事業が継続されてしまう」と警告を発する公開書簡を欧州議会に送付した。ECTは昨年6月に条約の改正案で合意したが、EUは合意自体が脱炭素の方向と整合していないと反対している。

 

 (写真は、欧州議会の「離脱決議」に警告を与える書簡を送ったECT議長のLentz氏㊨)

 

 ECTの事務局長のGuy Lentz氏が、13日付で欧州議会議長のRoberta Metsola氏宛で書……

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