ロシアとウクライナの戦争が激化する中で、西側諸国の対ロ経済制裁の「抜け穴」とされるロシア産LNGの輸入停止の動きがEU内で広がりつつある。オランダがロシア産新規LNG契約を停止したほか、EU最大のロシア産LNG輸入国のスペインも輸入業者に新規契約停止を要請したとされる。ウクライナは、ロシアはLNG輸出で得た収益を戦費に充当していると指摘。西側のLNG輸入停止は早期平和と気候変動行動の両方につながるとして、米欧に「第二次経済制裁」の実施を求めている。日本もロシア産LNGの輸入を続けており、対応を迫られそうだ。
(写真は、オランダ・ロッテルダムに入港中のLNG船の様子)
EUの対ロ経済制裁の対象にはロシアか……
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