HOME |主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議。共同声明で「トランジションファイナンス」の枠組みを提示。「1.5℃目標」との整合、カーボンロックインの回避等を求める(RIEF) |
niigataキャプチャ

 

  新潟市で開いていた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は13日、共同声明を採択した。気候関連ではトランジションファイナンスについて、パリ協定の「1.5℃目標」と整合し、高排出企業のカーボンロックインを避け、効果的な排出削減に基づくことで、経済全体の脱炭素化を進めるうえで重要な役割を果たす、と位置付けた。同時に、企業のトランジション計画を含め、科学に基づいたトランジション関連情報開示の信頼性を高めることを官民に求めるとした。同ファイナンスについては、日本のグリーン・トランスフォーメーション(GX)を含め、国によって定義が異なっているが、G7として大枠での合意をしたことになる。

 

 共同声明が示すトランジションファイナンスの定義は、現在の化石燃料エネルギー中心の経済社会からクリーンエ……

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