韓国中央銀行(BOK)総裁の李昌鏞(Chang Yong Rhee)氏は、気候変動対策で、重化学工業中心の韓国経済が低炭素化にシフトするためのトランジション(移行)政策において、特に中小企業向けのグリーンファイナンスが重要な政策課題だと指摘した。 同氏は輸出主導の大企業が、EUのカーボン国境調整メカニズム(CBAM)等の国際的な環境規制に対応するうえで、サプライチェーンを形成する中小企業の環境対応が重要になるとし、 中小企業向けの協調融資や、それらの融資の証券化、国際基準に合致したグリーンボンド発行等での支援を提唱した。
(写真は、韓国中央銀行総裁の李昌鏞氏=Bloomberg)
李総裁はソウルで開い……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。