タイの中央銀行のタイ銀行と、証券取引委員会(SEC)は共同でタイ版のグリーンタクソノミー(フェーズ1)を公開した。東南アジア(ASEAN)諸国は共通のタクソノミーを設定しており、それを基盤にタイの国内版を上乗せした形だ。同タクソノミーはASEANタクソノミーに準拠してグリーンとトランジション(アンバー)、市場退出のレッドの3種類の交通信号方式を導入。第一弾となるフェーズ1の対象事業として、エネルギーと運輸分野の該当事業を整備した。トランジションでは、排出削減適合の期限を2040年とする「サンセット条項」を導入している。
(写真は、中央銀行のタイ銀行)
タイ政府は2021年8月に中央銀行や財政経済局等で組……
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