HOME5. 政策関連 |バイデン米政権。大気中のCO2を吸収する「DAC100万㌧」事業・技術開発支援で、「1PointFive」等2件を選考。アーリーステージ企業19件も追加で指定(RIEF) |
DAC0011キャプチャ

写真は、1PointFiveが建設を予定するDAC事業のミニチュア)

 

 バイデン政権は大気中からCO2を直接吸収する事業(DAC)を支援するため、米オキシデンタル石油子会社の「1PointFive」の事業等2件を選定し、12億㌦(約1700億円)を補助金として配分することを決めた。両事業とも、年間のCO2回収量を100万㌧としており、「DAC100万㌧時代」を切り拓くものだ。米国では2021年に超党派で成立させた「インフラ法」に基づくDAC支援ファンドの第一弾。さらに19件の地域単位のアーリーステージ事業も支援対象とした。バイデン政権では、DAC事業支援に35億㌦の予算を確保しており、CCS事業とともに、企業が排出するCO2の削減策に活用する。

 

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