（写真は、前MAS事務局長のメノン氏㊧と、新任のジュイン氏㊨＝The Business TimesのYoutubeより）

 

 　シンガポールの中央銀行機能を担うシンガポール金融管理局（MAS）の事務局長（マネージング・ディレクター）が今年から、ラビ・メノン（Ravi Menon）氏からチア・デル・ジュイン（Chia Der Juin）氏にバトンタッチされた。サステナブルファイナンス分野で東南アジアを主導してきたメノン氏の後を継いだジュイン氏は24日、「サステナブルファイナンスへの取り組みをさらに強化することで、地域の脱炭素へのトランジションを支援していく」と宣言。同ファイナンスの専門人材の育成や官民の連携強化等をシンガポールの金融界に呼びかけた。

 

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