(写真は、日立が撤退した英ホライズンプロジェクトの跡地。英国のカントリーサイドが広がる=ホライズン社のHPより)
ロシア国営原子力企業ロスアトムが、かつて三菱重工業が率いるコンソーシアムが建設を目指し断念したトルコ北部黒海沿岸のシノップ原子力発電所の建設を受注したことが判明した。一方、英国政府は先週、日立製作所の原発建設プロジェクトの失敗跡地であるウェールズ北部のウィルファとイングランド南西部のオールドベリー・オン・セバーンの原発用地を1億6000万ポンド(約302億円)で購入し新たな原発計画を進めると発表した。2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故後の原発安全コストの上昇で、日本勢は海外事業から撤退したままだが、原発を「クリーンエネルギー」としてとらえる海外での原発事業は国がコストをカバー……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。