HOME13 原発 |スイス。国民投票で、再エネ発電加速法案に国民の7割が賛成。2カ月前に「同国政府の気候対策の不十分さは人権侵害」との欧州人権裁判所の判決が反映か。課題は原発の扱い(RIEF) |
スクリーンショット 2024-06-12 111203

写真は、France24より)

 

  スイスは9日に実施した国民投票で、2050年までにカーボンニュートラルを実現するため、再生可能エネルギー発電の開発を加速する法案を賛成多数で採択した。同国政府は同国の高齢女性2500人が「国の気候対策が不十分で人権侵害に当たる」として政府を欧州人権裁判所(ECHR)に訴えていた訴訟で敗訴していた。同法案に対しては政権を構成する政党のうち「スイス国民党(SVP)等が反対したが、国民の選択は「再エネ加速」に軍配をあげた形となった。

 

 国民投票にかけられていた法案は「再生可能資源からの安定的な電力供給に関する連邦法(Federal Act on a Secure Electricity Supply fro……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン