(写真は、France24より)
スイスは9日に実施した国民投票で、2050年までにカーボンニュートラルを実現するため、再生可能エネルギー発電の開発を加速する法案を賛成多数で採択した。同国政府は同国の高齢女性2500人が「国の気候対策が不十分で人権侵害に当たる」として政府を欧州人権裁判所(ECHR)に訴えていた訴訟で敗訴していた。同法案に対しては政権を構成する政党のうち「スイス国民党(SVP)等が反対したが、国民の選択は「再エネ加速」に軍配をあげた形となった。
国民投票にかけられていた法案は「再生可能資源からの安定的な電力供給に関する連邦法(Federal Act on a Secure Electricity Supply fro……
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