
(写真は、日本経済新聞から転載)
石破茂首相は12日、首相官邸での新聞各社との個別記者会見のうち、日本経済新聞との会見で、「第7次エネルギー基本計画」で想定する原発の比率について、「電源構成(の割合)でも引き下げるか」と問われ、「そのことが自己目的ではない」としたうえで、「再エネの潜在力を引き出すことで結果として原発のウエイトが下がることは期待される」と述べた。基本計画の改定では、政府内の経産省のほか、経団連や電力業界等が「原子力を最大限活用していく」方向への転換を目指しているが、首相は慎重な姿勢を強調した格好だ。
首相は、同日、複数の新聞社などと会見した。同氏は自民党総裁選挙への出馬会見の際、「再エネの可能性を最大限引き出すことで……
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