HOME |スウェーデンの右派政権の気候・環境政策をめぐり、同国政界が混乱。「都合のいい気候シナリオだけで、燃料税削減策を打ち上げる(?)」。公共放送が調査報道で「欺瞞」を暴露(RIEF) |
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写真は、政府の燃料税削減策に活用した気候シナリオの説明をするスウェーデン公共放送SVTの記者=SVTの映像から)

 

 かつて環境政策で欧州のリーダー的存在だったスウェーデンが右派連立政権に転じて以来、「環境省の廃止」をはじめ、脱炭素・環境政策での後退が目立っている。昨年にはガソリン等の化石燃料の削減義務を大幅に緩和し、EUの最高水準から最低水準の規制に下落させた。今回は、2030年の気候目標に沿う「気候シナリオ」に基づくとして燃料税削減策を打ち出したが、使用したシナリオは都合のいいものだけを使ったとして、野党が気候・環境担当大臣を憲法問題委員会に報告する事態になっている。同国では、現職大臣が同委員会に報告された場合、批判や勧告等が出される可能性がある。「右派政権による環境政策つぶし」の悪例になりそうだ……

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