(写真は、10月に就任したプラボウォ大統領)
インドネシアは、現在、発電需要の75%を占めている石炭と天然ガス火力等の化石燃料発電を15年以内(2040年まで)に全廃し、再生可能エネルギー発電等に切り替えることを宣言した。ブラジルで開いたG20首脳会議に出席したインドネシアのプラボウォ・スビアント(Prabowo Subianto)大統領が明らかにした。同国の「脱化石燃料計画」はこれまでの目標を10年早める。現在、同国での再エネ発電量は1GW未満のレベルだが、これを15年で75GWにまで一気に引き上げる計画だ。日本以上の化石燃料依存国のインドネシアの「決断」は、日本をはじめ、化石燃料発電を続ける国々に影響を及ぼしそうだ。
プラボウォ氏……
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