
(写真は、大統領令に署名したトランプ大統領=AP通信から引用)
トランプ米政権は、ESG政策のうちで、パリ協定などからの離脱等の環境(E)対策で独自宣言を打ち出したほか、「S」の社会的分野でも、これまで進められてきた「多様性、公平性、包摂性(DEI)」事業を連邦政府で担うことを否定する宣言を出した。DEIに携わる全職員を直ちに有給休暇扱いにするよう命じ、該当する部局はその後、閉鎖して、DEIに関連する事業も中止にするという。トランプ政権の反ESG政策の拡大が明確になった。
ホワイトハウスは22日午後5時(日本時間23日午前7時)までに社会での多様性への取り組みは「危険で屈辱的かつ非道徳的」なものだとして、関連する政府事業の中止を命……
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