HOME |韓国の「経産省」。2038年までに2基の大型原発の新規建設と、小型原子炉(SMR)1基建設を柱とする電力計画で、国会承認得る。日本の「エネルギー基本計画」と電源構成で似る(RIE) |
Shin Hanul Nuclear Power Plant Units 1 and 2 =

写真は、現在稼働中の韓国のシンハヌル原発1号機と2号機=Business Koreaから引用)

 

 韓国の経産省に相当する産業通商資源部(MOTIE)は、2038年までに2基の大型原子炉と1基の小型原子炉(SMR)を新規に建設することを柱とした電力計画について国会の承認を得た。当初計画では大型原子炉は3基建設の予定だったが、国会での反対意見が出たことから調整して1基減らした。韓国は日本と同様に、電力部門の輸入化石燃料依存度が全体の9割以上を占める。しかし、脱炭素加速のため、電源構成に占める石炭火力発電の比率を現状の3割強から、2038年には1割に引き下げるとともに、半導体やAI、データセンターの増設等による電力需要増加に対応するため、原発増強を進めるとしている。再エネ電力の割合は、2023年の1割弱か……

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