
国際エネルギー機関(IEA)は5日、2025年の世界のエネルギー投資が過去最高の3.3兆㌦(約478兆円)に達するとの試算を公表した。このうち3分の2の2.2兆㌦は再エネ、原発、電力網などに充当され、3分の1は従来型の石油、天然ガス、石炭の化石燃料に割り当てられるとみている。国別では中国が、EUと米国を合わせた規模と同程度のエネルギー投資を実施しており、世界最大のエネルギー投資国の座を維持していくとしている。過去10年間で中国のクリーンエネルギー投資は世界全体の4分の1から3分の1に拡大した。一方で中国では電力需要の増大をまかなうため、2024年だけで新規の石炭火力発電所の建設を約100GW分、始めるなど、化石燃料開発も高水準で続いている。
IEAは「World Energy In……
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