
(写真は、ベトナムの石炭火力発電所=BankTrackのサイトから。The Vung Ang I thermal power plant in Ha Tinh. Photo: Nhân Dân)
ベトナムは11日から、鉄鋼、セメント、火力発電事業の3産業部門を対象としたCO2排出量取引制度を開始したと発表した。同制度はキャップアンドトレード(C&T)方式で、段階的に排出量を削減する。スタートしたのは2029年までの第一フェーズのパイロット段階で、対象の3産業全体で同国の排出量の約50%をカバーする。最初の排出量の割り当ては今年末までに各企業に配分するとしている。排出枠を超過する企業は市場でカーボンクレジットを購入する必要がある。
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