金融庁でESGやサステナブルファイナンス分野の政策担当を続けてきた池田賢志氏（前総合政策局総合政策課長）が同庁を去り、日本政策金融公庫取締役に転じた。同氏は2019年3月に同庁総務課国際室長時代に、金融庁のチーフサステナビリティオフィサー（CSFO）に任命され、以来、同庁のサステナブルファイナンス取り組みを先導してきた。また国際的にも金融安定理事会（FSB）の移行計画ワーキンググループの議長を務めるなど、積極的に重責を引き受けて活躍してきた。後任のCSOは任命されていないようだ。

 

　同氏の金融庁からの異動は今月23日付。財務省出向（大臣官房付）としたうえで、24日付で日本政策金融公庫の取締役中小企業事業本部保険部門長に任命された。同氏は金融庁で保険課長の経歴もあることから、公庫の保険部……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン