（写真は、風力発電の強化について語るモンタナ州知事（共和党）のグレッグ・ジアンフォルテ氏＝同州知事室サイトから引用）

 

　トランプ米政権の予算法案（One Big Beautiful Bill（OBBB）が3日、米連邦議会下院で再可決され、4日の大統領の署名で成立した。同法により、米国での再生可能エネルギー関連の連邦支援策は大きく後退することが決定的となった。その影響は、州レベルでは、民主党主導の州（ブルー州）よりも、法案に賛成票を投じた共和党議員や知事、州議会が共和党で占める「レッド州」での動揺の方が大きいようだ。産業界では、再エネ関連業界を中心に強い反発の声が上がっている。

 

　OBBB法の減税継続以外での最大の標的は、バイデン前政権時に……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン