カナダのマーク・カーニー(Mark Carney)首相は23日、オンタリオ州での小型モジュール原子炉(SMR)の建設・運営計画を支援するために20億カナダ㌦(約2200億円)を連邦予算から投じると発表した。同計画は、同州の電力公社が進めているダーリントン原子力発電所プロジェクト(DNNP)。2029年末までに建設を完了し、2030年に送電網に接続する予定としている。同首相は「カナダは G7諸国の中で初めて SMR 技術を導入する国となる」と強調した。建設予定のSMRは4基で、すでに最初の1基の建設着工が認められている。
導入されるSMRは、日立とGEの合弁企業である「日立GEベルノバ日立ニュークリアエナジー」が開発した「BWRX-300」。沸騰水型軽水炉で、1基の出力は約300MW。……
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